最後の一滴まで残したことはない、という人は別にして、飲みきれず残ったお酒に困った経験のある人は多いはず。 そこで、残ったお酒をムダにしない方法を紹介しましょう。
料理酒として使うのはキホンのキ。煮物や酒蒸し、照り焼きのタレはもちろん、ご飯を炊くときにも少々入れるとふっくら炊き上がる。
冷えてしまったご飯にもお茶碗1杯につき小さじ1程度をふりかけ、電子レンジでチンすれば炊きたてご飯がよみがえる。
また、固くなったお餅を柔らかくする効果もある。日本酒を霧吹きで吹きかけ、小1時間ほど置いておくと、切りやすい柔らかさに戻る。
ほかにも、インスタントラーメンの仕上げに大さじ1杯ほどの日本酒を入れると、インスタント臭さが消える。
時間がたってくっついたもり蕎麦も、酒を振りかけるとさばけがよくなり食べやすくなる。
日本酒は飲むことで体の内側からでなく、外側からも血行を良くし、体をあたためてくれる。
元中日ドラゴンズの谷沢健一さんが、現役時代、日本酒マッサージでケガを克服したのは有名な話です。
手軽でおすすめなのが、ティッシュペーパーにお酒をしみ込ませ、肩や腰などの凝ったところに貼る方法。要するに、温湿布です。
保温のために厚めのタオルをかけておくとより効果的。ティッシュが乾くころには血行が良くなってラクになっているでしょう。
足のむくみや冷え性に効く、と実践している女性も多い。
また、美容のためのローション代わりに肌にすり込むのも昔からの利用法。一時的に吹き出物やニキビが出てくる場合もあるが、
これは体の毒素が皮膚の表面へどんどん排出されてきた証拠。あわてず焦らず続けていれば、しっとりツルツルの美肌になってくる。
飲み残しの範囲を越えてしまうが、市販の酒風呂専用の製品もあるほど、日本酒の美肌効果はバツグン。
お風呂にたっぷりと入れ、じっくりと入浴すると疲れや老廃物がとれ、肌もなめらかになる。
(注:個人差がありますので、合わない場合はやめてください)
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