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スピリッツ

スピリッツという言葉は、多様な使われ方をしていますので、混乱しないよう注意が必要です。

広義のスピリッツは、ウイスキーやブランデーを含んだ蒸留酒全体を指す言葉です。
英語でよく”Wine and Spirits”という表現を使いますが、
この場合はまさにこの広義のスピリッツの意味です。

日本では、ウイスキー、ブランデーおよび焼酎を除いた蒸留酒を指す意味で使っています。
この場合は、ラムなど一部例外はあるものの、一般的にいわゆるホワイト・スピリッツを指しています。

ウォッカ

ロシア生まれの蒸留酒です。澱粉質を糖化、発酵させたのち、連続式蒸留機で蒸留、
そのニュートラルなスピリッツを白樺炭に通してさらに精製した無色透明・無味無臭のスピリッツです。

ジン

穀類を原料とする蒸留酒に杜松(ねず)の実などの成分を抽出して香りをつけた酒です。
無色透明で爽やかな香味を持った辛口のスピリッツです。

ラム

さとうきび汁や糖蜜を原料に発酵・蒸留・貯蔵してつくる蒸留酒です。
タイプによって色・味・香りは異なりますが、甘い香りと一種独特な風味のある酒で西インド諸島を中心に発達しました。

テキーラ

メキシコ原産のスピリッツで、蒸留技術は16世紀にスペイン人が持ち込んだものだといわてれいます。
原料は、ヒガンバナ科の多肉植物である竜舌蘭(リュウゼツラン)です。竜舌蘭を10年ほど生育させたのち、葉を切り落とすと、
巨大なパイナップルのような形をした40〜70Kgの茎部が得られます。この茎部を蒸し、甘い汁液を採取し発酵させたのち、
単式蒸留器で2回蒸留したスピリッツをメスカル(Mescal)といいます。

このメスカルの高級品はテキーラの村周辺でつくられ、とくにテキーラと呼ばれ、
原料もアカベ・アスール・テキラーナと呼ばれる特別な種類を栽培して原料としています。
テキーラは独特な個性を持った酒で、メキシコでは塩をなめながらストレートで飲まれることが多いようです。
しかし、近年はアメリカを中心にマルガリータ、テキーラ、サンライズなどのカクテルベースとしての人気が高く、消費が伸びています。

アクアヴィット

アクアヴィットはジンと似た酒です。原料には穀類の他にばれいしょが使われることがあります。
ジンとの違いは主な香味付用の原料に杜松(ねず)の実を使わず、キャラウェーシード(ウイキョウ)の実を使うことです。
アクアヴィットは冷蔵庫で冷やし、よく冷えたグラスに注いで飲むのが一般的です。
ビールとともにこれを1杯というのもよく行われている飲み方ですが、軽い食事とともに飲まれることが多いようです。

スピリッツにまつわる話

オランダ生まれのジンがイギリスで花開いたのは、1698年にオランダのウィリアム公がイギリス国王に即位したことに始まる。
彼はブランデーなどジン以外の酒税を上げたため、ジンの生産・消費が大きく伸びた。さらに続く18世紀前半のアン女王の時代
にはさらに税金が上がり拍車がかかった。当時の1人当たりのジンの消費はなんと現在の20倍。男は仕事をせず、
女は家事や育児を放棄し様々な悲劇が生まれた。このため、18世紀半ばには増税やミ密造酒の取り締まりを行うようになった。

ラムとのつながりの深いのがイギリス海軍。17世紀から壊血病の予防策としてラムが支給されていた。しかし仕事に影響が出るため
18世紀中頃、バーノン提督はラムの水割りの支給に変えた。この薄い支給酒は、彼の愛用するグログラム(絹と毛の交織布)の
マントをもじってグロッグと呼ばれていた。こんな弱い酒でも飲みすぎればフラフラになり、その状態をグロッキーといった。
ここからボクシング用語のグロッキーが生まれたのである。

一方、1805年にフランス・スペインの連合艦隊を破ったネルソン提督は、不運にも流れ弾を受けて戦死してしまう。
その遺体は腐敗しないようにラムの樽に浸けて本国に運ばれた。ところが、港へ着いたときにはラムは1滴も残っていなかった。
彼の名声にあやかろうとした?水兵たちが樽に穴をあけ、ストローで飲んでしまったんである。ここからラムの別名は「ネルソンの血」
盗み飲みのことを「提督を飲む」と言うようになった。

また、ラムは悲しい過去を持った酒である。原料のサトウキビは栽培に多くの人手がかかり、
アフリカから黒人奴隷が西インド諸島に連れてこられた。

その船は次に糖蜜を積んで、蒸留所の多いアメリカのニューイングランドに運んだ。さらにそこで造られたラムを積んでアフリカに戻り、
そのラムは直接、またはヨーロッパで売った金で黒人と交換された。これが世にいう三角貿易である。

カクテルの分量

カクテルグラスの容量は90mlが標準だが、このグラスに注ぐ酒(カクテル)の容量は約70ml。
さらに、氷を使う場合はその分を差し引かなければならない。プロのバーテンダーは十分に
カクテルを冷やしかつ氷で薄まるのを最小限に留めるようにシェークする。それでも約10mlの氷が溶けてしまう。
カクテルのレシピはこの点を考慮して決められている。

つまりシェークする場合は60mlの材料がカクテルグラスにつくる適切な分量となる。
このためレシピに
1/2とあれば30ml1/3なら20ml1/4なら15mlと考えればグラスにちょうどよい量のカクテルが出来るわけである。
当然ながら、カクテルグラス以外のグラスでつくるカクテルのレシピでは、そのグラスの容量が基準になってくる。

カクテルをつくる際にまず使われるのがメジャーカップ。小さいほうのカップが30ml、大きいほうが45mlとなっているのが一般的。
他に15mlと30ml、30mlと60mlを組み合わせたものもある。

標準的なサイズの30mlは、カクテルの国・アメリカの単位であるUSガロンを元にした1オンスがその基礎になっており
正確には29.56mlが正しい。ちなみにUSガロンは3785mlで、その1/4の946mlが1クォート、1/2にあたる473mlを1パイントと呼ぶ。
1オンスは1パイントの1/16になる。

大きいほうの45mlは1.5オンスにあたり、これを1ジガーと呼ぶ。

イギリスで使われるインペリアル・ガロンでも1オンスは28.4mlとほぼ同じ値だが、
イギリスの1ジガーは2オンスにあたる約60mlとなっている。

カクテルではtspという単位も使われる。1tspは1ティースプーンの略茶匙1杯にあたる約5mlに相当する。
砂糖やシロップ、酸味づけのレモンジュースなどに使われる。

また、1ダッシュはビターズボトルをひと振りしたときにでる5〜6滴の量で、約1mlである。

◆カクテルの作り方◆

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