| 白ワイン用のぶどう シャルドネ（Chardonnay）
現在では世界各地に普及していますが、何といってもブルゴーニュの偉大な白ワインの品種で
色は緑色を帯びた薄黄色から黄色に近い麦わら色まであり、
風味は芳香に富み、酸味のきいた十分なボディのあるワインが得られます。
フルミント（Ｆｕｒｍｉｎｔ）
ハンガリーのトカイワインの原料となる品種で、黄金色の果皮は薄くて貴腐菌がつきやすくなります。
貴腐状になったぶどうから造られるトカイアスーは、濃い琥珀色で蜜の味がします。
（貴腐ぶどうの量：１かご＝１プットニョス）
セミヨン（Ｓｅｍｉｌｌｏｎ）
白ワインの代表的な品種で、ことにボルドー地方のソーテルヌやグラーブ地区の白ワインとして有名です。
酒質はドライからスイートまで幅広く造られます。
甘口のソ−テルヌの白ワインは、貴腐菌の作用によって貴腐状になったぶどうを摘んで造ります。
ソーヴニヨン ブラン種（Sａｕｖｉｇｎｏｎ Ｂｌａｎｃ）
主にフランスボルドー、ロワール地方で栽培されている白ワイン用ブドウ品種。
ボルドーのソーテルヌ地区では貴腐ワインの原料ともなる。
アリゴテ種（Ａｌｉｇｏｔｅ）
フランス・ブルゴーニュ地方で古来から栽培されている白ワイン用ブドウ品種。
キレが良く、口当たりの良い極辛口白ワイン。キールのベースとしても最適なワインとなる。
ゲヴェルツトラミネール種（Ｇｅｗｕｒｚｔｒａｍｉｎｅｒ）
主にフランス・アルザス地方で栽培される白ワイン用ブドウ品種。
コクがあり、まろやかでコシのしっかりした、優雅で個性的な香りを持つワインを造り出す。
マルヴァジア種（Ｍａｌｖａｓｉａ）
イタリア全土で広く栽培されている白ワイン用ブドウ品種。
栽培地によって甘口から辛口まで多種多様なワインの原料となる。
マカベオ種（Ｍａｃａｂｅｏ）
スペイン北部で最も人気の高いブドウ品種で南フランスでも栽培される。
スパークリングワイン”カバ”の主原料にも使われるこのブドウからは、
花の香りを持つフレッシュで早飲みタイプのワインが生まれる。
リースリング（Ｒｉｅｓｌｉｎｇ）
ドイツを代表する高級白ワイン用のぶどうです。
ライン川、モーゼル川流域のほか、フランスのアルザス地方でも栽培されています。
酒質は高貴な香りと秀いでた酸味で知られています。なお、シルバーネル種（Sylvaner）は、
主としてラインヘッセン地区で栽培され、軽い味わいが特徴です。
甲州
日本で山梨県を中心に最も古くから、最も多く栽培されている白ワイン用の代表的な品種で
東洋系ヴィニフェラ種です。熟成は遅く、これを原料にしたワインは繊細でやさしいのが特徴です。
赤ワイン用品種 シャンパン・スパークリング品種
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