<ナツメヤシ>
・デーツともいう。焼酎の原料として使用できる唯一の果実。
・インド西部の原産で、樹液は東南アジア諸国で造られているヤシ酒や
その蒸留酒であるアラックに果実は食用に供される。
・最近は焼酎甲類の風味付け用の原料として使用されている。<生ビール>
・「ビールの表示に関する公正競争規約」では、生ビールおよびドラフトビールと
表示できるのは、熱により処理(パストリゼーション)をしないビールでなければ
ならないと規定している。
<2次もろみ>
・焼酎乙類の本もろみをいう。1次もろみ(酒母)に主原料と汲水を仕込んで発酵させる。
<日本酒度>
・清酒の比重をあらわす尺度。清酒の成分の中には、比重を軽くするものと重くするものがあり
アルコールは前者に、エキスは後者に属する。
・したがって、アルコール分が同じであれば、エキス分が多いほど比重は重くなる。
・プラス・マイナス0を中心に比重の重い方はマイナスに、軽い方はプラスに分布する。
<練酒>「ねりざけ」
・蒸し米(もち・うるち)、麹、酒(又は焼酎)でもろみをつくり、しぼってこした非常に濃厚な甘口の酒。
・室町時代、九州地方で造られ、中でも博多練酒が有名であった。
・もろみをそのまますりつぶすと白酒になる。練酒の造り方を改良したのが、みりんと考えれている。
<残り香>「のこりか」
・利き酒用語。酒を口に含んで香味をみた後、吐き出したあと口に残る香。
<呑みきり>「のみきり」
・寒造りで清酒が出き上ると、春に全部の酒をまとめて火入れし貯蔵する。
・火入れ技術の未熟な昔は、貯蔵中に火落ちする心配があったので火入れ後一定期間経過した後
貯蔵タンクの酒が火落ちしていないかどうか調べる必要があった。
・これを「呑みきり」という。
・現在は、貯蔵タンク毎の酒質、熟成の進行度合を調べ、出荷管理の指標とすることを主目的として行われる。
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